Appenの登録方法とプロジェクト参加

Appenの登録方法とプロジェクト参加

アッペンに登録しようと思っている方のご参考に。

準備するもの

メールアドレス

普段使っているメールアドレスを使用することは可能ですが、アッペン(グループ)専用のメールアドレスを持つ方が良いと思います。

なおアッペンの推奨ブラウザはChromeです。バージョンが古い場合、新しいバージョンに更新しておくことをお勧めします。

Payoneerの口座

アッペンからの支払いは、Payoneerを通じて行われます。Payoneerに口座を開設してください。初期・維持費用は、無料です。
海外からのお金の受取手数料は無料となっていますが、アッペンからお金が振り込まれる度に手数料として、1回$3がかかります。
さらにPayoneerの口座(米ドル)から国内銀行の口座(円)にお金を移す時に、1~2%の手数料がかかります。この時の為替で受取額は変わります。

※日本の金融機関と同レベルの対応は求めない方が良いです。

◆Payoneer

英語の履歴書

海外の会社なので、面倒でも英語の履歴書を用意しましょう。
英語の履歴書の書き方は、下記の派遣会社のホームページが参考になります。テンプレートもダウンロードできます。

◆ROBERT WALTERS

Appenの登録申請

準備ができたらアッペンに登録の申請をします。

◆Appen

リンク先、右上の「Become an Agent」か「JOIN US」をクリックしてください。
国「Japan」を選ぶところから始まります。
ナビに沿って登録していってください。質問内容は少し変わることもあるようですが、一般的なものです。

迷うとしたら、SEEとしての経験の質問ではないでしょうか。
SEEとはSearch Engine Evaluator の略です。
経験がなければ、NOにチェックしてください。NOにチェックすると、仕事がもらえないかもしれないと心配する人がいるようですが、大丈夫です。経験がなければ会社名も書けませんので、Noneなど経験がないと解る言葉を入力してください。

途中で、暴力的なコンテンツやアダルトコンテンツでも大丈夫かを聞かれることがあるかもしれません。イヤならNOにすべきですが、YESにしている方が仕事の幅や可能性は広がります。

履歴書のアップロードも促されると思います。用意した履歴書をアップしてください。

登録が一通り終わったら、アッペンからの連絡を待ってください。こちらも日本の企業のような対応を期待すると、辛くなります。
連絡がなかなか来ない、登録が進まない、あるあるです。

申請が通ると、そこから追加書類の提出など、まだ幾つかのプロセスがあります。Payoneerの口座をアッペンに登録し終えたら、正式登録です。

この申請→Payoneerの口座登録までかかる日数ですが、 2日~数カ月とかなり差があるようです。それが人によるものなのか、時期によるものなのかは解りません。
ですが、最近は登録希望者が増えているようなので、時間がかかっていることは考えられます。

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Lionbridge の登録申請

登録申請はライオンブリッジの方が、大変でした。理由は、アッペンは履歴書を送るだけで良いのですが、ライオンブリッジは学歴や経歴を各々1行ごと入力しなければならないからです。

ライオンブリッジの推奨ブラウザはFirefoxです。

プロジェクトへの参加

アッペンに正式登録されると、プロジェクトに参加申請することができます。
プロジェクトは大きく3種類です。

  1. 1回だけで終了するもの
  2. 短期 あるいは 断続的に行われるもの
  3. レギュラー的に日々あるもの

数字が大きくなるほどテストが難しくなり難易度が上がります。テスト前には各プロジェクトに沿ったガイドラインが渡され、指定された期日内にテストを受けます。
このガイドラインは、どれも公開されていません。数ページのものから、300ページ以上のものまで様々です。
基本的にテストを受け、合格した場合のみ、プロジェクトへの参加が認められます。

テストは基本1回ですが、2回受けられるものもあります。
合格できなくても、前を向いて、別のプロジェクトに申請しましょう。

プロジェクト毎に最低・最大就労時間が決められていることが多いです。例えば週に10時間以上20時間迄というような感じです。

短期や断続的に行われるプロジェクトは、早いもの順ということが多いので、会社に勤めている人が帰宅してから行おうとしても、その時にはもう仕事がないということもあります。

※申請したけれども何にも連絡がなく、テストについての案内もないということは多々あります。テストが合格したかどうかも判らないということもあります。気長に待ちましょう~。

ガイドライン

一番気になるのは、ガイドラインやテストについてだと思います。これらは公開禁止のため、お伝えすることはできません。ですが、正式に公開されている参考になるガイドラインがあります。

Googleは「品質評価ガイドライン」を公開しています。最近では2019年に更新されています。
株式会社電通デジタル様のコラムが参考になります。

◆株式会社電通デジタル Google 品質評価ガイドライン解説

元の品質評価ガイドライン 2019年版は英語で168ページです。

いきなり英語で読むのは辛いという方は、以前のバージョンになりますが、株式会社アイレップ様が和訳した2016年のガイドラインを参考にしてみてください。

◆株式会社アイレップ 検索品質評価ガイドライン アイレップ私訳版

業務が自分に向いていそうかどうか判らないという人は、まずこの和訳を読んで判断すると良いかもしれません。

注意事項

AppenもLionbridgeも、基本的に一世帯1人の登録です。家族で2人が登録できないということです。
これはIPアドレスが関係しています。
IPアドレスが登録されるため、同じIPアドレスで仕事を行うことに問題が生じます。

家庭では動的IPアドレス(ダイナミックIPアドレス)を使っている人が多いと思います。定期的にIPアドレスが変わるので、問題ないのでは?という意見もあると思いますが、 2人が 同じ時間帯に仕事をすると、同じIPアドレスになります。これが問題になります。

海外の書き込みを見ていて、ルームメイトがライオンブリッジで働いていて、自分はアッペンに登録したけれども問題になるか?という投稿を見かけました。同じことは家族でも起こります。
その解決策は、異なるIPアドレスを各自で持つことです。
(一緒に相談しながら仕事をすることはできません)

またプロジェクトによっては、固定IPアドレスが必要と言及しているものもあります。

再登録

一度登録して削除したけれど、再登録できますか?という書き込みも見かけます。

ライオンブリッジ登録申請時に「以前にライオンブリッジに登録したことがありますか?」という質問がありました。私は初めてなのでNOでしたが、YESにした場合、申請が通ったかは不明です。

海外の書き込みを見ていると、再登録は難しいのかな?という印象を受けます。再登録には、以前の登録と異なるメールアドレスと、異なるIPアドレス(固定アドレスの場合)の使用を勧めているからです。
それを考えると、暫く仕事をしないとしても、登録削除はせず、登録はそのままにしておく方が良いと思います。

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